環境の持続可能性

進行する天然資源の不足は、現在もっとも大きな地球規模での課題です。資源の利用効率を最適化することは環境と経済の両方に利益をもたらし、世界的に持続可能性戦略の鍵でもあります。そのため、エネルギー効率の良い製品を開発することはエネルギーを節約し気候変動に対処することを望む上での中心的要素なのです。

効率の良い資源管理を確実に行うため、グローバルな管理システムIMPRES (Infineon Integrated Management Program for Environment, Energy, Safety, and Health) を設置しました。これは、環境の持続可能性(エネルギー管理を含む)や労働者の安全衛生の保護に関連する目標やプロセスを一つにまとめたものです。

IMPRESは、世界中でISO 14001およびOHSAS 45001規格の認定を受けています。さらに、ヨーロッパの主製造工場および本社(Campeon)ではISO 50001エネルギー管理規格の認定も受けています。

インフィニオンにとり、責任と持続可能性は単なる法的要件の遵守ではありません。私たちのIMPRESプログラムは、人類や環境に対する責任と経済的成功との間の共生関係であり、環境保護やそれに留意したイノベーションのための効率的な資源管理を行う努力を含むものなのです。

インフィニオングループの環境保護、エネルギー管理、安全衛生ポリシー(IMPRESポリシー)の要件に基づいて、執行役会が実績を監視しています。インフィニオンのプロセスの結果や目標の達成などは、年次マネージメントレビューなどにおいて執行役会に発表されます。

IMPRES

それぞれのテーマの詳細:

製造工場で消費される水の量を減らすための多大な努力をしています。詳細

エネルギー

半導体の製造に必要なエネルギーの大半は電気です。インフィニオンはエネルギー効率を向上させる努力を続けています。詳細

温室効果ガス排出量

半導体の製造には、技術的な理由により温室効果ガスが必要になってしまいます。しかし、インフィニオンではその使用を制限し始めています。詳細

廃棄物管理

インフィニオンの廃棄物管理システムは、廃棄物の量を最小限に削減し、やむを得ない廃棄物は適切かつ効率的にリサイクルまたは処分することを目的としています。詳細