CYPRESS™ バッファ
概要
高性能バッファにより、低ジッタでプログラム可能なスキューバッファを提供
インフィニオンの高性能バッファ (CY2Dx/CY2Cxシリーズ) は、最大1.5GHzまで最大10個の高周波差動出力 (LVPECL、LVDS、またはCML) を提供する低ジッタの非PLLファンアウトバッファファミリーです。これらのデバイスは、業界最小の付加ジッタ (標準値0.06ps) を提供し、CY294x/CY274x製品と組み合わせて完全な高周波、低ジッタのクロックツリーソリューションを提供します。
- プログラマブルな出力スキュー
- プログラマブル乗算器/分周器
- 冗長フォールトトレラントクロック
- 高周波出力
インフィニオンのバッファポートフォリオ
非ゼロ遅延バッファ (NZDB)は、PLLを持たないため、1つのクロック信号を伝搬遅延のある複数のクロック信号にファンアウトできるデバイスです。
ゼロ遅延バッファ (ZDB)は、PLLを持ち、1つのクロック信号を無遅延かつ出力間のスキューが少ない複数のクロック信号にファンアウトできるデバイスです。
さまざまな用途で使用されるインフィニオンのバッファ
オン抵抗 (RDS(on)) は、他の900Vの従来型MOSFETに比べて、パッケージタイプあたり4倍以上大幅に低減できます。 また、900V CoolMOS™ C3のFOM (RDS(on)*Qg) は34 Ω・nCと非常に低く、導通損失、駆動損失、スイッチング損失が低くなります。 出力容量に蓄積されるエネルギーは、従来の900 V MOSFETと比較して2分の1に低減され、ハードスイッチターンオン時の電力損失を低減します。
高性能バッファの利点
- 超低付加ジッタにより、高性能アプリケーションシステムのタイミングマージンを改善
- 高速信号の立ち上がり/立ち下がり時間により、最新の高速インターフェース要件に対応
- 出力-出力スキューが小さいため、出力信号のタイミング関係が予測可能
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