車載用PSOC™ 4 シリーズ

概要

車載用PSOC™ 4 は、プログラマブル組込みシステムコントローラーファミリー向けのスケーラブルで再構成可能なプラットフォームアーキテクチャです

車載用PSOC™ 4 シリーズサブカテゴリー

車載用PSOC™ 4 シリーズファミリーについて

車載用PSOC™ 4 シリーズマイクロコントローラーファミリーについて

車載用 PSOC™ 4 は、Arm® Cortex® M0 CPU を搭載したプログラマブルな組込みシステムコントローラー向けに設計された、汎用性の高い再構成可能なプラットフォームアーキテクチャで、AEC-Q100に準拠しています。過酷な車載環境でも信頼性の高い静電容量式タッチセンシングおよび近接センシングソリューションを実現する、プログラム可能で再構成可能なアナログおよびデジタルブロックと柔軟な自動ルーティングを組み合わせた、車載HMI システムに最適なソリューションです。

このファミリーは、プログラマブルアナログフロントエンド (AFE) とプログラマブルデジタルブロックを内蔵することにより、システム全体のコストを削減し、設計プロセスを簡素化する幅広い機能を提供します。

車載用PSOC™ 4000 は、16MHz のArm® Cortex® M0 CPU、標準通信およびタイミングペリフェラル、プログラマブルアナログサブシステム、CAPSENSE™ 静電容量センシング技術を搭載したファミリー最小の製品です。車載用PSOC™ 4200 および車載用PSOC™ 4100 ファミリーは、Arm® Cortex® M0アーキテクチャと低消費電力のCAPSENSE™ 静電容量センシング、最大32KB のフラッシュ、デジタルアナログ、プログラマブルデジタルブロックを組み合わせています。このシリーズは、車載グレードAおよびグレードS の温度範囲と互換性があります。

システムの利点

車載用PSOC™ 4 シリーズファミリーのシステムの利点

車載用 PSOC™ 4 は、AEC-Q100に準拠したスケーラブルで再構成可能なプラットフォームアーキテクチャで、Arm® Cortex® M0 CPU を搭載したプログラマブルな組込みシステムコントローラー向けに設計されています。その機能は次のとおりです。

CAPSENSE™ は、業界最高の静電容量センシングソリューションです。最大24のI/O を備えたタッチユーザーインターフェースを可能にし、ウェイクオンアプローチ、液面検出、IR センサー交換などの高度な近接センシングを実装し、液体による誤ったタッチを防ぎます。
SmartSense™ 自動チューニングにより、市場投入までの時間を短縮し、手動のシステムチューニングを不要にします。
プログラム可能なデジタルおよびアナログブロック、 CAPSENSE™、およびLIN スレーブ通信により、システムコストを削減します。
タッチセンサーによる誤タッチの報告ゼロ、放射エミッションの低減、CISPR 25、ISO 11452、IEC 61967、IEC 62132などの標準エミッションおよび耐性仕様への準拠など、過酷な車載環境での信頼性の高い動作
温度範囲 : Aグレード (-40°C〜+85°C)、Sグレード (-40°C〜+105°C)、Eグレード (-40°C〜+125°C)。
PSOC™ Creator : 複数の IC とシステムインターフェースを 1 つの PSOC™ に簡単に統合できます。