OPTIGA TPM SLB 9672 FW15
PCおよびサーバー向け、SPIインターフェースを備え、PQC (耐量子コンピューター暗号) で保護されたファームウェア アップデート メカニズムを有する、すぐに使えるTPM (トラステッドプラットフォームモジュール)
OPTIGA™ TPM SLB 9672 FW15.xxは、将来を考えた新世代OPTIGA™ TPMの最新製品の1つです。
標準化された認証済みのセキュリティ ソリューションで、Microsoft Windows環境/エコシステムおよびPCアーキテクチャを備えたコネクテッド デバイスに最適です。すぐに使えるTPMとして、PCやサーバーのアイデンティティとソフトウェアの状態を安全に確立し、静止時および転送時のデータの整合性と機密性を保護するために強固な基盤を提供します。
機能が豊富で、現在および将来的なセキュリティ上の課題に対応するOPTIGA™ TPM SLB 9672 FW15.xxは、拡張メモリーおよび一層強力になった暗号アルゴリズムを搭載しています。本製品は、XMSS (拡張Merkle署名スキーム) 署名を使用してPQC (耐量子コンピューター暗号) で保護されたファームウェア アップデート メカニズムを提供する、市場で最初のTPM (トラステッド プラットフォーム モジュール) です。また、搭載されているレジリエンス機能により、NIST SP 800-193 Platform Firmware Resiliency Guidelines (プラットフォーム ファームウェア復元性ガイドライン草案) に準拠したTPMファームウェアのリカバリーが可能です。さらに、計算機性能を向上しており、システム セキュリティはさらに高いレベルを実現します。
OPTIGA™ TPM SLB 9672は、第2バージョンも用意しています。
- OPTIGA™ TPM SLB 9672 FW16.xxは、AESバルク暗号化や、TPMの固有IDの設定、エンドースメント プライマリー シード (EPS) の設定など、セキュリティ機能が強化されています。
特長
- SPIインターフェース
- 拡張不揮発性メモリー (51 kB)
- さまざまな暗号アルゴリズム対応: RSA-4096、AES-256、ECC NIST P384、SHA2-384まで対応
- Windows HLK認証
- TCG、CC、FIPS認証
- TCG TPM 2.0規格 (Revision 1.59)に対応
- XMSS署名を用いたポスト量子暗号 (PQC) で保護されたファームウェア アップデート メカニズム
- 192ビットのセキュリティを備えたハイエンドの標準化済みセキュリティ コントローラー
- 薄型UQFN-32パッケージ
利点
- 実績のある標準化されたターンキー セキュリティ ソリューション
- Common CriteriaとFIPS認証に基づく高い信頼性
- 暗号処理の高速化 (機能によっては2~4倍の高速化も可能)
- WindowsおよびLinux OSプラットフォームとの容易な統合
推奨アプリケーション例
- サーバーおよびPC (ノ―トブックPC、デスクトップPC、タブレットPC、ワークステーションなど)
- ネットワーク インフラデバイスおよび機器
In this on-demand webinar we show why TPMs are a good way to solve IoT security issues—covering everything from IoT end nodes to network equipment.
In addition you´ll learn:
- Examples of real security attacks that show unexpected weak spots that need to be addressed by a reliable and effective security solution
- Why TPMs are perfectly equipped to solve IoT security challenges and how you can use proven TPM technology to make your devices more resistant to attacks
- How to build strong and secured device identities and deploy effective methods for device authentication
- Examples of TPM usage in business