側面衝突検出 (SAB) 用圧力センサー
XENSIV™安全衝突検出センサーが車をより安全にする方法 - 側面衝突検出と歩行者保護用のPSI5 PRO-SIL™対応圧力センサー
インフィニオンの XENSIV™ 車載用衝突検知センサー ファミリーには、耐久性が高く正確でかつ汎用性の高い、PSI5インターフェース集積型衝撃圧力センサーが含まれます。全てのセンサーはISO 26262完全準拠です。
- 長寿命
- 正確
- 多用途
- PSI5インターフェース
- 高品質
- 基準精度
前面および側面衝撃センサーの位置
衝撃検出センサーは、一般的には事故が最も発生する車両の前部に配置されます。 センサーは車両の急激な減速を検知します。 センサーは衝突強度を測定します。エアバッグ解放の必要が判断された場合、SRS制御システムに信号を送信します。側面衝突センサーも衝突強度を測定しますが、こちらは側面ドア内部に外部衝撃によって発生する圧力変化を測定します。
インフィニオン XENSIV™ 衝突検出センサーファミリー
インフィニオンの XENSIV™ 車載用衝突検知センサー ファミリーには、耐久性が高く正確でかつ汎用性の高い、PSI5インターフェース集積型衝撃圧力センサーが含まれます。当社の自動車衝突検出センサーは、衝突時の車の乗員と歩行者の保護を強化する最先端の安全システムです。歩行者保護および衝撃圧センサーはISO 26262を完全に準拠し、最高品質と精度基準を満たします。インフィニオンの安全衝突衝撃センサーは、わずか2つの衝撃検出センサーがあれば、業界最速反応時間で信頼性の高い信号を提供します。
自動車の前面衝撃センサー
全ての前面衝撃センサーは補助拘束システム (SRS) と連携して動作します。 SRSとは、エアバッグとシートベルト拘束を制御するパッシブシステムです。前面衝撃センサーは、衝突状況を感知するとSRSに信号を送信します。SRSは受け取ったデータを車両ヨーレートと比較し、必要に応じてエアバッグ圧力スイッチとシートベルト拘束装置を介してエアバッグ展開信号を送信します。
側面衝突センサー
XENSIV™ KP 200/204 側面衝突検知センサーは、ドア内に発生する圧力変化を検知します。左前側衝撃センサーは運転席ドア内側、右前側衝撃センサーは助手席ドア内側にそれぞれ1つずつ配置されます。同様に、左右後側衝撃センサーは左右リアドアの内側に配置されます。車両が横方向の衝撃を受けると、衝撃を受けたドア内のセンサーはドア内部の圧力変化を検知します。マイクロプロセッサは各センサーからの圧力情報を分析し、SRSに衝突信号を送信するかどうかを決定します。衝突信号がSRSシステムに送信されるとSRSはエアバッグを展開すべきドアを特定し、適切な信号を送信します。
歩行者保護用のXENSIV™ 前面衝撃センサー
前面衝撃センサーの有効性は明らかです。センサーは迅速正確で、耐久性があります。例としてインフィニオンXENSIV KP 201センサーは、摂氏125度の環境でも正常動作するよう特別に設計されています。しかしながらそれだけでは、乗員や歩行者の安全に対する十分な解決策とはなりません。自動車メーカーの側面方向の衝突事故の増加への対応の必要性は高まったことが、側面衝突安全技術と機器の革新をもたらしました。近年前面検知センサーに加え、左右側面衝突センサーが標準で搭載されつつあります。
高速ファインダー
インフィニオンの新たなインタラクティブ センサー選択ツールは、お客様のデザインに最適な選択肢を迅速かつ簡単に見つけられるようになっています。最初に大分類 (車載用、産業用、民生用) を選択し、そこから目的のユースケースを見つけるまで、アプリケーションを掘り下げて行ってください。お客様デザインに最適なインフィニオンのXENSIV™センサーがどれなのかを選択ツールが教えてくれます。とても簡単なので是非お試しください。